6月の生協品質~発売から35年。母から子へ、そして孫へ。わが家はずーっとこの1本!。

「おいし~!」「もっと飲みたい!」子どもたちは笑顔でゴクゴク。「私も小さい頃から飲んでいました」というママも。

mixcarrot002.png1981年、日本最初のにんじんベースのジュースとして発売された「ミックスキャロット」。
今年12月で発売35周年を迎えるのを機に、この6月、多くの人に愛され続けてきた味がさらにおいしく生まれ変わりました!

これを受けて「もっとミックスキャロットのことを知ってもらいたい」と開かれた組合員学習会には、子どもたち7人を含む24人が参加。新旧商品の飲み比べや“マイミッキャロ”づくり体験などを通して、みんなで楽しくミックスキャロットのことを学び、その魅力を実感しました。

 

 

子どもが大好きなミックスジュース。

4月27日、コープ紫原店で開かれた「ミックスキャロット学習会」に集まったのは、1歳~小学生の子どもを連れたママたちからベテラン組合員まで、年代も多彩なメンバー。3つのグループに分かれて座り、まずはメーカーである「ゴールドパック(株)」の山崎洋平さんのお話を聞きました。
メーカー・「ゴールドパック(株)」の山崎洋平さん。「ミックスキャロットは組合員さんと共に成長し続けています」

生協コープかごしまだけでなく、全国の生協で供給されているミックスキャロットは、35年間の販売累計が27億本以上という人気商品。開発当初から組合員の意見を大切にし、何度も改良を重ねてきたそうです。
今回のリニューアルのポイントは大きく分けて2つ。1つめは「安心して子どもに飲ませたい」の声に応え、国産原料比率を6割から8割以上にアップしたこと。2つめは“飲みやすさ”にこだわり、にんじんの繊維分と、苦手な子どもが多いマンゴーや、いちごをはずして、よりフルーティですっきりした飲み口に仕上げたこと。
1700人以上に行った試飲モニターでは「今まで飲めなかった子どもが飲めた」という声も上がったそう。そこで、参加者も新旧商品を飲み比べてみることに。子どもたちはあっという間にゴクゴク飲み干し、おかわりをする子も続出!大人からは「前よりサラッとして、果物の風味がきわ立っている」「にんじんの味がマイルドになって飲みやすい」という声も聞かれました。

そして、この日が初の試みとなる“マイミッキャロ”づくり体験へ。
小さな子もにんじん絞りをお手伝い職員が事前に用意しておいたにんじんと9種の果物の絞り汁を自分たちでブレンドし、グループごとにオリジナルのミックスキャロットを作っちゃおう、という企画です。
グループごとにできあがった3種類を飲み比べてみると、配合比のわずかな違いが味に大きく影響することがわかりました。
次にグループごとの原価を算出したところ、200ml分で200円以上(紙パックは93円)になり、参加者から驚きの声が!
グループで作ったさらに、2時間以上かけて準備した職員から「材料がたくさん要る」「道具の片づけや洗い物が大変」などの苦労話を聞いた組合員のみなさん、「手作りしたら、お金も手間も時間もかかって大変。それが手軽に買えるって助かる!」と有り難さを実感したよう。
暑さが増すこれからの季節、おいしくて手軽に栄養がとれるミックスキャロットは冷蔵庫の常備品になりそうですね!。

(取材・原稿 西郷郁子)

mixcarrot010.png≪写真左:自分で作ると、皮や絞りカスがこんなに!

 

ミックスキャロット(2016年6月リニューアル版)
・国産にんじんと7種の果物*を50:50で配合
・にんじんは千葉や宮崎産を使用、残留農薬検査を実施
・香料・着色料・甘味料不使用
・国産原料の割合を62.1%から83.5%にアップ
・果物の配合比を変え、よりフルーティで飲みやすい味に
*りんご、オレンジ、うんしゅうみかん、バナナ、パイナップル、ぶどう、レモン