コクと香りのかごしま茶“うんまかどぉ”

出水西フレンズは、11月22日(月)にコープ出水店で「かごしま緑茶学翌会」を開催し、6人が参加しました。今年だけで3回学習会の申し込みをしてやっと開催することができました。講師はJAかごしま茶業の田崎さんにお願いしました。

我が国で一番ポピュラーな飲み物「お茶」。鹿児島は、南国の豊富な日射量と、緑豊かな大地の条件とが相成り、生産量は静岡についで全国2位です。また栽培時に黒色の資材で被覆(カブセ)することで、お茶の甘味と渋味の調和がとれ、濃厚でコクのある味をつくり出すことができます。それに品種も多く栽培され、それらをブレンドすることでよりおいしいお茶ができます。

抹茶で有名なのは京都ですが、抹茶の原料となるてん茶(きれいな緑色のパリッと乾燥した平たい茶葉)の生産は、鹿児島がなんと全国1位です。

参加者の感想

・お茶は抗酸化作用や殺菌作用、リラックス効果、疲労回復、眠気覚ましなど、体に良いことがわかりました。

・C知覧一番茶をそれぞれ家で試飲しました。色がすごくきれいな濃い緑色で、味はとろっとするようなまろやかな甘味、さすが一番茶です』

・コロナ禍でお茶のいれ方を実践できなかったのが残念でした。

組合員に伝えたいこと

おいしいお茶のいれ方は、お湯の温度が上級茶は70度、並茶は80~90度が目安です。茶葉の量は、基本1人分3gとし、好みで増量します。お茶は最後の一滴まで、必ず絞りきること。茶葉は茶缶に入れ、常温保存で良いですが、多量保存は冷凍します。