【新登場・50周年記念開発商品】加世田うめ酒・きんかん酒

加世田うめ酒加世田きんかん酒

生協コープかごしま50周年を記念し

開発した商品です。

コープのお店では11月1日から

個配・共同購入では11月8日の週から

ご注文できます。

 

コープかごしまは南さつま市と包括的業務協力協定を締結し、中でも農林水産業の振興及び地産地消の推進に関する事業の具体化をしてきました、まずは笠沙漁港の未利用魚を活用した水産加工品の販売をコープかせだ店で2018年度より開始しました。

 

さらに生産者・加工者・販売社が生産と消費を直結する取り組みとして50周年を契機に梅酒・金柑酒の開発に乗り出しました。

 

今回のうめ酒・きんかん酒の原料栽培地である南さつま市の南部に位置する津貫地区は、歴史を持つ本坊酒造の焼酎とミカン栽培を140年以上前から手がけている地域です。津貫の地名由来は「坊津を貫く」街道からつけられたとされています。

 

加世田うめ酒について

1.商品の特徴

・本坊酒造貴匠蔵(匠の技は貴し)の意味で、昔ながらの製法で作られた焼酎の原酒に漬け込みました。

・地元自治公民館組織が丹精込めて栽培管理し地元本坊酒造で製造しました。

・アルコール度数は10度で飲みやすく仕上げました

・開発には組合員も関わり、パッケージデザインなどを手がけました。

梅、酒類、糖質だけを使用して作った本格梅酒です

2.栽培地の歴史

津貫地区では1950年代の高度経済成長の中構造改善事業でミカンの団地が形成されました。

しかし柑橘(オレンジ)の輸入自由化、更に柑橘より収益の高いキウイ・桃・柿などへの転作が行われ、源次郎地区も余儀なくミカン栽培を断念しました。

その跡地で梅の栽培を行いましたが高齢化の波に飲み込まれ耕作放棄地となりました。その後管理を地元自治公民館に委託することで再生され現在に至っております。

加世田きんかん酒について

1.商品の特徴

・1960年山梨県にワイナリーを設立しぶどうを栽培に取り組み、製造した白ワインに漬け込みました。

・完熟金柑(糖度18度以上)を原料とし金柑とワインのやさしいハーモニーが楽しめます。

・アルコール度数は10度で、飲みやすく仕上げました

・季節柄金柑は喉をいたわり適度に体を温め多くのビタミンCを含んでおり、季節にぴったりの商品です

2.栽培地の歴史

清木場果樹園は三代にわたり100年以上の歴史があります。樹の上で黄金色に熟した金柑とたわわに実る風景を丸ごとお届けしたいと日々栽培と商品化に取り組んでおります。

また2017年に過疎化により津貫小学校が廃校になりました。その後施設を活用し、製品化工場として地元の雇用に貢献しております。

 

3.組合員参加

組合員による収穫作業

津貫小学校跡施設の事務机、家具も活用

 

 

※今後ワインがほのかに香る金柑ジャムも製品化します。ご期待ください