もっちり、つるんっ。お肉を包む皮がさらに美味しくなりました!「お肉がおいしい水餃子」

onikugaおいしい水餃子.jpg今月の生協品質 「お肉がおいしい水餃子」。寒~い冬は熱々のお鍋やスープで!専門店にも負けない本格水餃子。
数あるコープの冷凍食品の中でも高い人気を誇る「お肉がおいしい水餃子」は、もっちりした皮の中に旨味たっぷりのお肉がぎっしりと包まれた本格派。チキンスープ付きなので、野菜を加えて具だくさんのスープにしたり、お鍋の具にしたりと、手軽に調理できて、「寒い季節には特に重宝する」と組合員からも大好評です。昨年10月、この水餃子がさらに美味しくなったと聞き、製造元の「メイショク」の工場に足を運んで、美味しさの秘密を確かめてきました!

 

なめらか食感の皮の中から、豚肉の旨味がほとばしる!

今回、私たちは九州を飛び出し、兵庫県加古川市にある「株式会社メイショク」の工場を訪ねました。
兵庫県といえば、日本の生協発祥の地で、「コープこうべ」は組合員が160万人以上もいる日本最大級の生協なのだそうです。
「うちとも40年以上のお付き合いで、従業員もみなコープこうべの組合員なんですよ」と胸を張るのは、17年前に「お肉がおいしい水餃子」の開発に関わった企画開発室長の木下英保さん。その熱い口ぶりから「安心・安全で、本当にいいものを提供したい」という並々ならぬ想いを感じました。

凍ったままのミンチとニラ、調味液を機械で撹拌。肉の美味しさを活かす味付けにこだわっています。本格中華にも負けないような深い味わいの「お肉がおいしい水餃子」ですが、具材は九州産を中心とした国産豚肉、ニラ、調味料のみ。だからこそ、原料の品質にはこだわります。
ルーツがはっきりした塊肉を人の目と手を使って丁寧に切り分けます。主役となる豚肉は原料のルーツがわかる塊肉の状態で仕入れ、人の手で丁寧に筋や骨を取ってから冷凍。それを粗挽きのミンチにしてニラや調味液と一緒に撹拌し、強力粉で作った皮で包んで、再び冷凍します。具材がずっとマイナス温度帯に保たれるので、家庭で調理するまで肉の鮮度が変わらず、旨味が逃げないというわけなのです。

具を包む皮の方も、普通の餃子のとは一味も二味も違います。
具材と皮をそれぞれ機械にセットすると瞬時に水餃子の形に成型されて出てきます。一般的な餃子の皮には薄力粉や中力粉が使われますが、この水餃子の皮はフランスパンにも使われるほど上質な強力粉を使用しているため、ゆでても破れにくく、モチモチとした食感が楽しめます。昨年10月、この皮がリニューアルされて、さらに美味しくなりました。不凍多糖類というエノキダケから抽出した天然成分を入れることで、茹でた時に表面がつるつるになり、強火で長く茹でても皮が溶けて破けることがなく、出来立てのような食感が味わえるのだとか。

(左から)企画開発室の原田伸一さん、木下英保さん、高畠和久さん。自慢の商品を手に全国の生協を飛び回っています。「原料・製法ともにこだわり抜いた自信作を一人でも多くの組合員に知ってほしい」との想いから、木下さん他、企画開発室の3人で年に延べ300回以上も全国を飛び回り、積極的に学習会やイベントなどに参加しているそう。
「この水餃子は温かくしても冷たくしても美味しく、いろんなレシピがあるのですが、実はどれも組合員さんから教えてもらったものばかりなんですよ」と木下さん。

「お肉がおいしい水餃子」は、組合員の声によってこれからも進化していくのだろうなと実感した取材でした。。

(取材・原稿 西郷郁子)

 

CO・OPお肉がおいしい水餃子

お肉が美味しい水餃子.jpg

・「株式会社メイショク」が製造
(本社:兵庫県神戸市、工場:加古川市)
・具には国産(主に九州産)豚肉を使用
・皮には上質な強力粉を使用
・標準18個入り、スープ2袋付
・未加熱冷凍食品